אודות
書道教室と日本芸術センターであるSHODOは、小さいながらも、イスラエルと日本の文化
交流の発展に貢献するために誕生しました。
日本の美と美学をイスラエルの人々に伝え共有することのみならず、ここイスラエルにおいて日本の芸術と文化を紹介し、異なった芸術的アプローチを修め、従来の伝統的な方法に基づいたもっともらしい芸術作品を鑑賞するセンスを呼び起こす。
文化交流は新しい活動の流れと、芸術のスタイルの革新につながります。あなたの創造的な面を引き出すことになるでしょう。
我々は財産とは所有物で測るものではなくが、われわれの今のこの時間を一生懸命生きる能力だと信じています。そして多分一番大事なのは‐一緒にということ。
これがSHODOでは可能なのです。
書道はしっかりと伝統に基いた手段で、偽りなく忠実に現時点でも芸術表現をしますが、日本の他の分野の伝統芸術においても同様です。
日本の書道教室と芸術センターであるSHODOは、様々な芸術研究、展示、講義とワークショップのための家です。
我々は、知識や経験を共有し豊かにするためにしばしば日本の熟練者や先生を迎え入れています。
日本の精神‐和の風
SHODO- イスラエルはテルアビブに位置する日本式書道教室はSHO-偉大な書道家になるために日本語を書く芸術とスキルを教えるためだけでなく、むしろDO-その道を教えるための教室だと言えます。
過去から何代も受け継がれてきた、偉大な哲学、伝統と古代の知識の真髄に基づいて、私はここ2014年のイスラエルでもSHODOを通じて生き方を学ぶことが出来ると確信しています。
私の最大の探求はいつも
”現在と何百年もの後世に生きて、呼吸する存在を残すにはSHODOは何をすべきだろう。今日の世界の人々はSHODOで何を探し出すことができるだろう。”
ということである。
書道が数千年前にも今日にももたらす恩恵は同じままです。例えば同じ筆使いの終わりのない繰り返しは形を習得することを要求します。それは特に高揚させるようなことではありませんが、そうすることにより”自己表現”のどんな観念も自我も捨てさせるのです。
そうしてあなたの落ち着かない精神が地につき平穏であると感じ始めるのです。
SHODOは練習に時間を重ねた者にはその他たくさんの利益ももたらします。
一枚の白い紙切れの上で一筆を創造する事は、一筆を訂正したり修正したりできません。一度生みだされたものはそこに存在し、自身を映し出し一筆を隠すことはできないのです。
我々が学ぶ最も重要なレッスンは創造的でなければならないということ。それは伝統的なやり方に縛られるべきではなくむしろその精神を受け継ぐことである。本当の精神を受け継ぐことは基本的な教えを習得することだけでなく、時と時間に合わせて創造的に表現することである。
私どもの教室には様々な国から、18歳から90歳まで、男性も女性も、いろいろな人生の歩みや様々な職業からありとあらゆる人々が書道の練習をしに集まります。
彼らは様々な理由と様々な必要性からやってきますがこの練習を通して、内部で通じ合う独特の新しい言語が生まれます。私はそれを”心の言語”と呼んでいます。
私どもはよく”オープンな頭でSHODOに来てオープンな心で帰っていく。”と言います。何千年以上の可能性の歴史をもった書道だからこその新しい試みを通して日本の文化と伝統を発展させ、受け継ぐことがわれわれの挑戦です。今日の特別な流儀と古来の文化と伝統と融合させることが我々の任務です。
生徒の作品を見るとそれぞれの個性やそれぞれの一枚の紙の上に生きる筆使いを見ることができます。そしてそこにも私が和の風-と呼ぶ文字通りの日本の精神、エネルギー、感情やスタイルという日本の風が織り交ぜられています。それぞれの精神と自己表現を持った書道を通してこの日本の精神を融合させる試みでここイスラエルで何か新しいことが誕生し、それを探検して参加して楽しむためにあなたがたを待っています。